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atelier K’sKのZABUTONの話。

こんにちは。

気温の変化に対応しづらい季節ですね。

先日、梁瀬店に月に一度、トールペイントを教えに来ていただいている、

中谷邦子先生のお宅に、オープンガーデンを見に行ってきました。

とっても立派なお庭でした!

たくさんの木や花を見せていただきましたが、

やっぱり赤い薔薇の存在感ってすごかったです!

 

今日から三日間は神鍋高原のオープンガーデン。

月に1度、編み物教室をさせていただいている

オーガニックセレクトショップ、BOSK(バスク)さんも参加されてるそうです!

皆さん是非遊びに行ってみてください。

 

編み物の話もしないとですね。笑

今回は、栗鹿店に新しく仕入れた

アトリエKSKのZABUTONの話。

アトリエKSKは、神戸のニットデザイナー、

ヴォーグでも製図の講師をされているし

日本だけじゃなく世界をとびまわる

「岡本啓子先生」のアトリエ。

前々から上質で可愛いオリジナルヤーンの販売はちょこっとされていたのですが、

今年の春夏からがっつりアトリエKSKのオリジナルヤーンの販売をはじめられるとのことだったので

めちゃくちゃ楽しみにしていました!!

 

日本ヴォーグ社から発売されている手芸雑誌「毛糸だま」の

「岡本啓子のKnit+1」というコーナーをいつも楽しみにしているのですが、

今回紹介されているのが、ZABUTONです。

 

座布団カバー+中身のキットになっています。

カバーで使用されている糸は、

アトリエKSKオリジナルヤーン

SESAMEE(セサミ)

です。

か、可愛い…

 

 

どういう糸かと言いますと、今はやりのファブリック調ヤーンです。

 

ファブリックヤーンで有名なのがDMCのズパゲッティ。

ズパゲッティは、噂によると

スパゲッティをゆでるくらい早い時間で簡単にできるってことでのネーミングだそうです。

Tシャツ等のいわゆるカットソー製品を裁断する際に無駄になった生地を再利用して作られた糸ってことでも

すごい有名になった海外の糸ですね。

特徴としては太い糸なので当然太い針で編むことになり、短時間で編みあがるので

これまで編み物をしたことがなかった方でも手をつけやすいということ。

あとは基本的にはどこかの縫製工場ででた余りの生地のリサイクルヤーンなので、

柄が様々であること。

単色のものは似寄りの色をさがせばありますが、柄物はもう二度と会えない可能性も

あるっていう特別感も、ズパゲッティファンの方々の心をつかんでいるのかもしれませんね。

なにより見た目がかわいい!

DIY感あふれる感じありますし、基本小物なのでインテリア的なの編んでも良いし、

若者にとっては重要な「インスタ映え」(笑)もするんでよくインスタでも見ることがあります。

うちの教室の生徒さんたちの中でも編んでみたい!って方々がいらっしゃったりもしました。

 

っていうのがズパゲッティなんですが、(ながくなっちゃった笑)

SESAMEEはファブリック調ヤーン。

生地を割いてつなぎ合わせたファブリックヤーンとは作られ方もですが特徴もちょっと違います。

なにより違うのは重さです。

ファブリックヤーンってやっぱ重いんですよね。

すぐできた!わーい!でも重い!使うかな?(笑)

の声をよく聞きます。

おしゃれは我慢!ってやつなのかもしれませんが、そりゃ軽いにこしたことはありませんよね。

SESAMEEはファブリック調のチューブヤーンで、中が空洞のチューブ状に編まれた糸の芯に

見た感じ綿のようなものが入っている糸です。

結果この見た目のファブリック系の糸のわりに結構軽いっていうのと、

膨らみというか、もちもちした感じのある編地が編みあがるのが

既存のファブリックヤーンとの大きな違いだと、私は勝手に思っています(笑)

(※個人の感想です笑)

 

で、ZABUTONの中身の話。

全部毛糸だま情報なのですが使用されているのは

指定外繊維「ブレスエアー®」

なんですかそれは?って私もなったんですが、

東北新幹線のグリーン車のシートにも使われてる素材だそうです。

東北新幹線にもグリーン車にも乗ったことないんですが(笑)なんかすごくないですか?

二十歳のころから腰痛持ちの私といたしましては、まあ、買いです。

よくよく話をきいてみると素材的には某エ〇ウィーブと同じような高反発素材らしく、

通気性◎なのでそのままじゃぶじゃぶ丸洗いできることとか

とにかく高反発で座布団にしてずっと重たいおしりの下にしいてても

めちゃくちゃへたれにくい!とか、なんか良いことばっかりの特別な素材らしいです。

 

早速作ってみました!

 

か、可愛い…!

キット価格5800円+税~

私はケーブル柄にしましたが、デザインによって使う玉数が違います。

糸+中身+編み図がついてきますが、編み物ある程度できる方は、

自分のお気に入りの編地で自分だけの座布団を作ることももちろん可能です。

ニットって冬のイメージですが、この糸はウール入ってないので冬に限らず年中使えます。

この可愛さで機能性◎ならほんと言うことないと思います。

栗鹿店にキットと糸、仕入れてます。

こういう色がいいんだけどって相談もお受けしています。

皆さんも是非、自分だけのええZABUTON、作ってみてください!

 

私は早速自分の車の座席を東北新幹線のグリーン車仕様にしたいと思います◎